熱中症対策
しばらくブログをお休みしていましたが、理由は子どもたちの体調不良でした。一昨日も三男が発熱で幼稚園からお迎え要請…。
3人とも症状はほぼ発熱のみ。状況から熱中症かなと思うこともあったり、幼稚園などで流行っている夏風邪をもらってきたのかなと思ったり。
次男は先週末の試合時に発熱し、熱中症のようでした。この時にチームメイトの子が、
「こういうの飲めたらいいのにね~」
と持ってきたのが、市販のゼリー飲料でした。
何となく健康に良さそうなイメージのあるゼリー飲料ですが、うちでは飲まないようにしています。砂糖を出来るだけ避けたいというのが理由です。同様の理由で清涼飲料水も飲みません。砂糖は代謝の際に多くのビタミンを消費してしまうこと、中毒性が高いことなど体の負担になることばかり。特に暑くて疲れやすい夏にはビタミン類の浪費は避けたいところ。
また、ペットボトル症候群と呼ばれる急性の糖尿病、これも清涼飲料水の飲みすぎで起きてしまうものですが、砂糖には中毒性があるためうっかり飲みすぎてしまうのですね。
スポーツを行う時にはエネルギー補給のため、糖質が入っていた方が良いとか、吸収されやすい浸透圧があるとか言われてきましたがどうでしょうか?
サッカー日本代表を応援しているメーカーのコマーシャル、最近無糖の炭酸水を宣伝しています。どうやら糖質入りにはこだわらなくても良さそうです。
さて、スポーツ時はたくさん汗をかくので塩分の補給はした方が良いのでは?という話もありますね。これに関しては、日本人の日常の食事は塩分多めなため、あまり足りなくなることは考えられないということも聞きます。どうしても心配ならば、塩とレモンでスポーツドリンクを手作りする、梅干を食べる、スープマグなどで味噌汁を持っていく、などが良さそうです。夏は冷たい味噌汁も良いですよ~
熱中症予防のポイントとしては
・水やお茶などで、水分をこまめに多めにとる。
・たんぱく質多めの食事。
・ビタミンとミネラルはたっぷりと。
・質の良い睡眠。
あたりでしょうか。普通な感じですが、食事の質、栄養素はきちんと考えると良さそうです。
これから夏休みいっぱい、子どもたちのチームはたくさんの大会にエントリーしています。体調管理がなかなか大変そうですね。
勝ちたい子ども
昨日は勝利至上主義の弊害について書きました。
それでも、子どもたち自身は出る試合すべて勝ちたいと思いますよね。勝って、チームメイトと喜び合いたい。そんなの、当たり前のことです。
では、上手い子だけを試合に出して勝ったら、みんなで喜べるでしょうか?
試合に出た子は、「君たちが出ないでくれたから勝てたよ。」
試合に出なかった子は、「自分が出なかったからチームは勝てた。」なんて思ってしまうかもしれません。
きっと、チーム全員で勝利を喜んでいる雰囲気にはならないでしょうね…。
最近は「補欠ゼロ」の取り組みをするチームも多いです。あんまり上手くない子でも、試合にきちんと出られるようにします。でも、やっぱり上手くないから、足を引っ張っているように見えることもあるんですよね。
さて、ここでどうするか。
子どもの力を見せつけましょう。いつも一緒に練習している子たちは、チームメイトの得意なこと苦手なことをかなりきちんと把握しています。あんまり上手くない子が、試合で活躍できるようにするには、他の子たちのフォローが必要です。個々の能力を生かすにはどうしたらよいか、上手くない子の良さを引き出すにはどうしたら良いか、子どもたち自身が考え、試合で実践できるようにしてあげましょう。
これで本当に勝てるようになるのか。絶対大丈夫!なんてことはありませんが、成績を上げているチームもあるようですよ。
また、自分たちで考えてやっていると、勝っても負けても学ぶことがあり、それに自分でも気付けるようになってきます。
「言われたことをやる」と「言われなければ気付かない」がどうもセットになってしまっているようです。
「自分で考えてやる」と「言われなくても気付く」もセットのようです。
さて、今まで子どもに指示ばかりしてきた親たちは、ちょっと困ってしまうこともありますよね。どうしたら自分で考える子になってくれるのか、参考になるおすすめの本がこちらです。
池上正さんの「伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法」
さぁ、いよいよサッカーW杯開幕です。子どもたちには大いに楽しんでもらいましょう。
子どもたちが、世界のトッププレーヤーのゴールパフォーマンスを真似する姿を楽しみにしつつ…
勝利至上主義の弊害
スポーツの育成年代において、よく言われるようになってきた勝利至上主義の弊害。
大人が子どもの試合の勝敗にこだわることは間違っているだろうな、と考えられるようになってきました。
それでも、まだまだ「勝つこと」を大人が最優先している状況もあります。
先日、長男の試合では、「これでは勝てない」と監督に言ってきた親もいたそうです。
勝利至上主義にどのような弊害があるのか、考えてみました。
・運動能力や技術の高い子以外は試合にほとんど出してもらえない。
・スポーツの楽しさを、試合に出られたかどうか、勝ったか負けたかで判断してしまう。
・試合に負けることで、自信を失う。スポーツをやることに意味がないと感じてしまう。
・負けると怒られるので、監督、コーチの指示に従うばかり。自分では考えない。
・勝つために過度のトレーニングをし、怪我を増やしてしまう。
スポーツは子どもにとって、楽しい遊びであるということが忘れられてしまっているのですね。
スポーツをしている子どもに関わる大人たちは、「子どもが楽しんでいるか」ということを常に考えるようにしてほしいと思います。
子どもが楽しんでいなかったら、そのやり方は間違っています。やり方を変えていきましょう。
また、育成年代に大事なのは、そのスポーツを始めた子全てが、大人になってからもスポーツを大好きでいられるようにしてあげることでしょう。
サッカーを始めた子は、ずーっとサッカーを好きでいてほしい。その方が人生豊かでしょ?
運動会
先週末に小学校の運動会が行われました。
長男、次男共にリレー選手に選ばれたものの、本人たちはあまり気分が乗らない様子で当日を迎えました。
周囲の人たちに期待され過ぎるのが嫌なのでしょう。
低学年の部、高学年の部それぞれで最上学年になる二人。バトンを受けたときには、勝負は決まってしまっている状況。それでも、「順位を上げて!」なんて容赦なく言われるからたまらないですよね。
二人、おつかれ様です。
そして、徒競走もプレッシャーに。
タイム順で最終レースになる長男、運動会前は先回りで勝てない「言い訳」します。
言わなくてもね、知っているから。友達のことも、6年間見ているのだよ。簡単には勝てないだろうこと、知っている。
だから、
「厳しいね。運動会、少しでも楽しめるといいね。」
くらいしか言えなかった。
それでも長男、6年間ずっと勝ちたい気持ちが折れることはなかった。言い訳しても、ちゃんと練習してた。最後まで諦めなかった。走り抜けた。
1位だった。
練習で勝てなかった友達に、運動会本番で勝ってしまう。すごいわ…
次男の方は、練習3位からの本番2位で、こちらもびっくり。
子どもの力を見せつけてきましたね!
そんな運動会ですが、子どもたちには
「大人の期待に応えなくていい。自分が楽しめるように頑張って。」
と昨年あたりから言っています。
今年も、運動会後の子どもたちの表情は穏やかだったので、まあまあ良かったのかな。
さて、運動会が終わって、子どもたちの関心はサッカーばかり。
昨日の天皇杯では、大学生の活躍にびっくりでした。もちろん、J1はこれではダメですね。
来週には、W杯も開幕です。
監督解任、代表メンバーへの不満、色々ありますが、それでも子どもはすごく期待し、楽しみにしてます。
大人はね、子どもの期待に応えなくてはいけない。
それで子どもは夢を持てるんだ。
だから言う、控えめに。
応えろ。
子どもの目がキラリと。
先日ブログに取り上げたエディー・ジョーンズさんの「強くなりたいきみへ!」。
子どもより先にに、私が読んでいます。
途中まで読んだところで長男ロイに話しました。
ロイも夢中になった2015年W杯の試合、時間がたっても良く覚えていました。
「最後の逆転のトライ、監督の指示はペナルティゴールだったんだよ。選手がプレーを継続することを選んで、指示には従わなかったって。監督、この判断に怒りが爆発したって。」
こう話した瞬間、ロイはとても嬉しそうな表情をし、目がキラキラと輝きました。
選手たちが自ら考え、選択したプレーで劇的な勝利を収めたこと。
これは、エディ―・ジョーンズという素晴らしい監督の采配で勝利したと聞くより、ワクワクしたのではないでしょうか。
この一つのエピソードだけでも、子どもは色々なことを考えるでしょう。
「キャプテンのリーチ・マイケルすごい!」
「選手たちの団結力、半端ない!」
「自分も凄いこと、できるかな?」
そんなことを考えているかもしれません。
(本人には聞いていませんよ。表情だけで充分です。)
「強くなりたいきみへ!」
子どもが、自分で考えて、自分を強くしていく。そのきっかけになってくれそうな本です。
夏休みの読書感想文にもおすすめですよ。
問い続けよ
Twitterを眺めていたら「外さん」の、名前が。
もしかして、としばらく読んでいると、あぁやっぱりあの「外さん」。
元Jリーガー、外池大亮。
長男が産まれるだいぶ前で、まだマリノスの試合を見に行けていたころ、外さんは活躍していました。
引退後は電通やスカパーに勤務、そして今年度から早稲田大学ア式蹴球部の監督に就任しています。
日大アメフト部の問題があり、多くの人が自分のこととして考えていただろう時に、このCMが放送されました。
「なぜ大学でサッカーするのか」これからのサッカーを面白くする可能性。山積みの課題を問い続け、チャンスに、面白さへと変えていく。等身大の決意の一端です。これからも大学スポーツの一翼を担っている自覚と責任をもち、部員そしてスタッフ一同、気概をもって臨みます!https://t.co/xPXFZGDT3r
— 外池大亮 (@tono_waseda) 2018年5月25日
「問い続けよ」
課題が山積みなのは大学だけではなく、もっと下の年代も、プロとして活躍している人たちでも同じ状況でしょう。
昨日のサッカー日本代表の試合は多くのファンをがっかりさせてしまったようですね。
問い続けること。自分にできることが見えてくるかもしれません。
外池大亮さんのインタビュー記事。
「今の時代に、自分たちにフィットしているか、思考は停止していないか、俺も考えるから、みんなも考えてみよう」
今、とても必要な、みんながやるべきことのような気がします。
試合の後に。やさしいスープカレー。
子どもたちはカレーが大好きです。
特に、サッカーの練習や試合の後のご飯、「何食べたい?」と聞くと、8割カレーです。
これは、子どもに限らず…なのかもしれません。
サッカー日本代表の帯同シェフ、西芳照さんも著書で、試合後はカレーが人気ということを書いていました。
⇩こちらはレシピ本より。
長友佑都選手の「食事革命」でも、カレーにはこだわりがあり、シェフにいろいろ好みを伝えて作ってもらっていることが書かれています。
昨日は、長男の試合がありました。
リクエストのカレー、今回は初めてのスープカレーです。しかも、胃や肝臓の負担になりにくい、脂を使わないとってもやさしいスープカレー。疲れていても、暑くてバテ気味の時でも食べやすいかな。
お肉は鶏むね肉、ブライン液に漬けてから玉ねぎと煮込みました。味付けは、カレー粉、トマト缶、野菜ブイヨン、塩、ウスターソース。添えている野菜は蒸し野菜です。自家ブレンドのカレー粉がスパイシーで、あっさりしていても、物足りなさをそれほど感じずに食べられたかなと思います。
体調、季節、食べるタイミングなどによっては、バターで炒めた肉、野菜を使っても良いでしょう。
長友佑都選手の「食事革命」。栄養、食事のとり方などについての考え方が分かりやすく書かれています。専門知識がなくても読みやすい、おすすめの本です。